今回はグリズリーズに焦点を当ててみようと思います。
今シーズンのグリズリーズは2021年12月30日付で22勝14敗のウェスタンカンファレンス4位と好調です。
しかもジャ・モラントがケガで離脱していた間にも勝ち続け、チーム力が上がってきていることは明らかで2年連続のプレーオフ進出も盤石な様子です。
そんなグリズリーズがさらに戦力アップを図るためにトレードで獲得を目指すべき選手とは誰なのか?という記事を見つけたので深掘りしてみようと思います。
グリズリーズが獲得すべきと噂される選手とは?
- バディ・ヒールド(サクラメント・キングス):平均15.4得点、3.8リバウンド、2.0アシスト、3P成功率37.0%
- エリック・ゴードン(ヒューストン・ロケッツ):平均14.6得点、1.7リバウンド、3.4アシスト、3P成功率45.1%
- ブランドン・イングラム(ニューオリンズ・ペリカンズ):平均22.9得点、6.1リバウンド、4.9アシスト、3P成功率34.9%
3選手とも所属するチームがいまいち調子が良くないので、トレードの可能性はありそうです。
バディ・ヒールドもエリック・ゴードンもスリーポイントを得意とする選手ということもあって、グリズリーズの補強ポイントはスリー?そんなにスリーが苦手だったかな?と思って調べてみました。
今シーズンは34.6%でリーグ16位ということでした。確かに上位進出を目指すチームとしては低いかなという成功率です。
続いて各選手のサラリーと契約内容を確認してみましょう。
バディ・ヒールドの契約は残り約3年6,361万ドル。毎年コンスタントにスリーを決め続けられる選手でケガも少ないので、複数のチームからリストアップされていると噂の選手です。グリズリーズとは同じカンファレンスで順位を争っているため、獲得はやや難航するものと思われます。
エリック・ゴードンは残り3年約5,870万ドル。年齢が33歳という年齢を考えると獲得のリスクは高いですが、今シーズンはスリーポイントが絶好調なので、あと2年ある程度調子を落とさずに活躍してくれたらOKでしょうか。ロケッツはキングス以上に再建中のチームなので、グリズリーズが用意できるアセット次第では獲得しやすいのではないでしょうか。
ブランドン・イングラムの契約は残り4年約1憶3,096万ドル。ペリカンズも今シーズンは低迷中のため、再建を目指してチーム解体となればイングラムも放出するという可能性もなくはなさそうです。でもこの3人の中では一番獲得は困難ではないでしょうか。本人がチームを出たいと表明したらもしかしたら・・という具合です。
この中ならバディ・ヒールドの獲得を目指すのが一番良いように思えます。
続いてグリズリーズが用意できるトレードアセットを確認してみましょう。
グリズリーズのトレードアセットとは?
- カイル・アンダーソン:平均8.2得点、5.3リバウンド、2.5アシスト、3P成功率35.8%
- タイアス・ジョーンズ:平均7.3得点、2.5リバウンド、4.1アシスト、3P成功率38.1%
- ジャレット・カルバー:平均4.3得点、1.5リバウンド、1.2アシスト、3P成功率25.0%
- ドラフト指名権:2022年は1巡目指名権を3本保持している。※レイカーズとジャズからそれぞれ獲得している。
カイル・アンダーソンもタイアス・ジョーンズもグリズリーズにとっては貴重な戦力になっていますが、彼らは今シーズン限りで契約が切れるので動かしやすい状態にあります。
グリズリーズの2022年の1巡目指名権については、レイカーズからアンソニー・デービス絡みが巡り巡って得たもの。ジャズからはマイク・コンリー絡みで獲得したため、自前のものを含めて3本も持っているということのようです。↓
この1巡目指名権を上手く使えば、もしかしたらトレードでヒールドやエリック・ゴードン、もしくはイングラムも獲得できるかもしれません。
と今回はこの辺で終わりにしようと思います。グリズリーズは若手を中心に面白いチームになってきました。個人的にカイル・アンダーソンが好きなので彼が一番活きるチームにいてくれたら良いなと思っています。