2021年1月7日現在、セルティックスは8試合を終えて6勝3敗でイースタンカンファレンス4位に着けています。ケンバ・ウォーカーをケガで欠く中でこの成績ですので順調なスタートと言っていいでしょう。
そこで今回はセルティックスのルーキー、ペイトン・プリチャードに注目していきたいと思います。
ペイトン・プリチャードとは
オレゴン大で4年間を過ごしたプリチャードは、1巡目26位でセルティックスに指名されたポイントガードで、4年生の年には大学NO.1ポイントガードに贈られるボブ・クージー賞やルート・オルソン賞、Pac-12プレイヤーオブザイヤーを受賞するなど、実績を残してNBA入りしています。これらの賞については全く知りませんでしたが、これら3つを同時受賞した選手は近年ではプリチャードしかいないようです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Bob_Cousy_Award
https://en.wikipedia.org/wiki/Lute_Olson_Award
https://en.wikipedia.org/wiki/Pac-12_Conference_Men%27s_Basketball_Player_of_the_Year
NBA入りしてからは、これまで9試合で平均22.9分、8.3得点、2.4リバウンド、3.2アシスト、1.2スティールのスタッツを記録し、1月5日のラプターズ戦では23得点、2リバウンド、8アシストという活躍でチームの勝利に貢献しています。
この22.9分というのはベンチからの出場でありながらチームで5番目の出場時間であり、移籍してきたベテランポイントガードのジェフ・ティーグよりも長い時間プレーしています。
1月5日のラプターズ戦での活躍
https://twitter.com/celtics/status/1346283992174104576?s=20
https://twitter.com/celtics/status/1346266565512110080?s=20
https://twitter.com/celtics/status/1346264685184573440?s=20
ドライブから難しいショットを決めたり、ドリブルで引き付けてオープンになっている選手のスリーを演出しています。思い切りの良さやルーキーらしからぬ落ち着いたプレーで出場時間を実力で獲得しています。
プリチャードが与える好影響について
プリチャードは得点以外でもチームに好影響を与えていて、9試合を終えた時点でのセルティックスのフィールドゴール成功率が48%でリーグ6位、スリーポイント成功率も39.4%でリーグ4位、1試合あたりのターンオーバーの少なさも15.6%でリーグ4位の好成績を収めています。
まだ9試合だけの出場ですが、ケンバ・ウォーカー不在の状況をルーキーのプリチャードが救っていると言っても過言ではありません。
https://twitter.com/NBCSCeltics/status/1347018859694452736?s=20
1月7日のマイアミ・ヒート戦ではマーカス・スマートのレイアップをプリチャードがフォローして勝利に導いています。
まとめ
セルティックスには個人でオフェンスクリエイトできる選手がたくさんいますが、ウォーカーの不在やワナメイカーが抜けた穴をルーキーのプリチャードがここまで非常に上手くアジャストしています。
プリチャードは、今後ウォーカーが戻って来たとしてもプレータイムが充分にもらえそうです。
今回はそんなペイトン・プリチャードに注目してみました。最後まで読んでくださってありがとうございます。
今回参考にしたサイトと関連するブログのリンクです。
https://hardwoodhoudini.com/2021/01/06/boston-celtics-pros-cons-pritchard-start/
https://theadmiral50.net/nba/2020-11-22-celtics
https://theadmiral50.net/nba/2020-10-07-celtics-moves-boston