今回は2020年6月24日付けのHOOPSHYPEのフランク・ウルビナ氏の記事を元にブログを書いてみます。まず、タイトルの通りなのですが、レイカーズのエイブリー・ブラッドリーが家庭の事情からシーズン再開後にプレーしないことを明言しました。それによってレイカーズはブラッドリーの代わりにJR・スミスと契約して再開後のシーズンを迎えるのでは?と報道されています。
ではエイブリー・ブラッドリーの代わりにJR・スミスがレイカーズと契約したとして、そのメリットとデメリットを検証していきましょう。
1.エイブリー・ブラッドリーがいないとデイフェンス力が低下する
ブラッドリーはNBAオールディフェンシブチームの1stチームに1回、2ndチームに1回選出されたことのある優秀なディフェンダーです。2019/20シーズンもスタッツ上にはなかなか見えてこないながらチームのディフェンシブレーティングリーグ3位に貢献しています。
対してJR・スミスは、ディフェンスよりもオフェンス力で評価されてきた選手のため、ディフェンス面ではブラッドリーに軍配があがります。
2.優勝経験とプレーオフでの出場経験ではJR・スミス
スミスは2016年にキャバリアーズでスターターとして優勝を経験し、プレーオフの出場試合数も130試合で、ブラッドリーの39試合出場と比べると、プレーオフの経験ではJR・スミスが上回ってます。
3.ロッカールームでの安定性ではエイブリー・ブラッドリー
ブラッドリーは選手間での評判も良く、信頼を集めている一方で、スミスは過去にいくつかのトラブルを起こしていて、やや問題児のイメージがあるため、このカテゴリーではブラッドリーに軍配が上がります。
4.スリーポイント成功率ではJR・スミス
ブラッドリーをスミスに置き換えた場合、レイカーズのスリーポイントは強化される見込みです。スミスのプレーオフでのスリーポイント成功率が37.0%に対して、ブラッドリーのプレーオフでのスリーポイント成功率は31.2%。さらにスミスはレブロンと過ごした3シーズンのスリーポイント成功率が38%と高確率です。この点に関してはややスミスが有利と判断します。
5.今シーズンで2人を比較すると
NBAの試合に出ていないスミスに対して、ブラッドリーは49試合に出場していたため、ブラッドリーに軍配が上がります。ただし、プレーオフまでの8試合に出場して徐々に試合に慣れていけばスミスの経験が活かせる可能性も充分にあります。
まとめ
以上がニュース元の内容に沿った、エイブリー・ブラッドリーとJR・スミスの比較になります。まだレイカーズがJR・スミスと契約したわけではなく、あくまで獲得するのではないか?という噂レベルの話でしかありません。ただ個人的にはJR・スミスという選手に愛着があって応援したいと思っていたので今回取り上げてみることにしました。契約してくれたら面白くなりそうですね。