というわけで今回は、今シーズンプレーオフを逃してしまったウォーリアーズのヘッドコーチ、
スティーブ・カーについて深堀りしていこうと思います。
まず結論からいうと疑いようもないほど偉大なコーチです。
今回はスティーブ・カーの選手時代から引退後のキャリアを振り返っていきます。
目次
選手時代
- 1988年、ドラフト50位でフェニックス・サンズに指名されて選手としてのキャリアをスタート。
- サンズ→キャブズ→マジック→ブルズ→スパーズ→ブレイザーズ→スパーズでプレーして、キャリア15年で5回の優勝を経験。
- ブルズ時代はフィル・ジャクソンの下で3回、スパーズ時代はグレッグ・ポポビッチの下で2回優勝する。
解説者時代(2003年~2007年)
- 2003年~2007年 ターナー・ネットワーク・テレビジョン(TNT)で現場解説者を務める。
- 『NBAライブ06』、『NBAライブ07』、『NBAライブ08』、『NBAライブ09』、『NBAライブ10』、『NBA 2K12』、『NBA 2K13』、『NBA 2K14』、『NBA 2K15』のゲーム内解説者を務める。
サンズ時代(2004年~2010年)
マイク・ダントーニHC(2003年~2007年)
- 2004年からコンサルタントとして経営に関わり始める。
- 2007年サンズのGMに就任
- 2007年ドラフト29位 アランド・タッカー、59位 D.Jストロベリーを指名。
- 2007年FAでグラント・ヒルを2年380万ドルで獲得。
- 2007/08シーズン途中、ショーン・マリオン、マーカス・バンクスとの交換でシャキール・オニールをトレードで獲得。
テリー・ポーターHC→アルビン・ジェントリーHC(2008~2013年)
※2008年シーズン途中にポーターHCは成績不振のため、ACだったアルビン・ジェントリーがHCに昇格。
- 2008年ドラフト15位 ロビン・ロペス、45位 ゴラン・ドラギッチを指名。
※ドラギッチはスパーズが指名していたがトレードでサンズが獲得。
- 2009年ドラフト14位 アル・クラーク、48位 テイラー・グリフィンを指名。
- 2010年6月15日、社長兼ゼネラルマネージャーを辞任。
ウォーリアーズ時代(2014年~現在)
- 2014年 67勝15敗。キャブズと対戦。4勝2敗で優勝。
- 2015年 73勝9敗。キャブズと対戦。3勝4敗で敗れる。最優秀コーチ賞獲得。
- 2016年 67勝15敗。キャブズと対戦。4勝1敗で優勝。
- 2017年 58勝24敗。キャブズと対戦。4勝0敗で優勝。
- 2018年 57勝25敗。ラプターズと対戦。2勝4敗で敗れる。
コーチとして5年で3回優勝。NBAの歴史上始めて3年連続で67勝以上を挙げたコーチになった。
まとめ
- 選手としてフィル・ジャクソン、グレッグ・ポポビッチの下で指導を受ける。
- GMとしてマイク・ダントーニの指導を目の当たりにする。
- ヘッドコーチとして5年で3回の優勝を成し遂げ、現在もウォーリアーズを指揮している。
というわけで今回は主にスティーブ・カーHCの引退後のキャリアを時系列で振り返ってみました。
フィル・ジャクソンのトライアングルオフェンスやポポビッチのペース&スペースオフェンス、ダントーニのラン&ガンオフェンスなどNBAでも屈指の名将から指導を受けてきたカーHC。
2019/20シーズンはプレーオフを逃してしまいましたが、来シーズンはケガ人も戻ってくるのでまた優勝争いに加わること間違いありません。来シーズンのカーHCの活躍に期待しましょう。