ブルズは8月14日にボイレンHCの解任を発表しました。まだ新しいヘッドコーチも決まっていませんが、10月16日の『NBAドラフト2020』のロッタリー順位や現地メディアではどんな選手を指名するか予想する記事を追ってみました。
早速ドラフトの指名順位とロッタリー抽選確率について紹介します。
ブルズの2020ドラフト指名順位とロッタリー抽選確率について
『tankathon』からデータを引っ張ってきました。
これによるとブルズの指名順位は7位で、1位を獲得する確率が7.5%、2位7.8%、3位8.1%、4位8.5%、5位6位はなくて7位19.7%、8位34.1%、9位12.9%と続きます。
つまりポジティブな人は「1位~4位までを引く確率が31.9%もある!」と思えるわけです。続いて1位~7位までの確率が51.6%、8位までは85.7%ということになります。
1位~4位までが約32%の確率であれば将来有望な選手を獲得することもかなり現実味があります。
ドラフトはチームに必要な選手を獲得するという考え方と、そのとき獲れる最高の選手を獲得すべきという2つの考え方ができますが、今回はブルズのロスターをトレードで動かさない。という前提で獲得すべきルーキーを紹介していきます。
オビ・トッピン (PF/SF)
https://twitter.com/i/status/1295408585153839104
デイトン大2年のオビ・トッピンは206㎝、100㎏の恵まれた体格で機動力とフィニッシュ力に優れた選手です。NCAAプレーヤーオブザイヤーを獲得している注目選手なので、1位まで残っていない可能性が非常に高いです。もし獲得出来たらトッピンをPF、マルッカネンをSFで起用することになるでしょうか。
アイザック・オコロ (SF)
https://twitter.com/i/status/1255986857093083136
オーバーン大1年のオコロは198㎝、100㎏で強靭なフィジカルを活かしたオフェンス、特にドライブで得点を量産し、またディフェンス面では特に評価が高いことからブルズのチームカラーに合う選手とみなされています。ミッドレンジやスリーが若干向いていないため、指名順位が落ちてきたら狙い目な選手です。
サディック・ベイ (SF)
https://twitter.com/i/status/1271522345744838657
ビラノバ大2年の203㎝、98㎏のスモールフォワード。NCAA2年目のシーズンではジュリアス・アービング賞の獲得やスリーポイント成功率45.1%を記録するなどの活躍を見せています。ケガの多いオットー・ポーターJrのポジションを奪う存在になりそうです。
タイリース・ハリバートン (PG)
Tyrese Haliburton is the best passer in the 2020 draft class. His fit in Phoenix would be seamless alongside Devin Booker and Deandre Ayton.
Haliburton is one of my favorite fits for the Suns. pic.twitter.com/wEbOk6HI7S
— Evan Sidery (@esidery) June 22, 2020
アイオワ州立大2年のハリバートンは196㎝、76㎏のポイントガードで、若干痩せすぎなのとコビー・ホワイトとポジションが被るため、指名するのはどうかと考えてしまいますが、ホワイトがアシストよりもコンボガードとして起用するならお勧めの選手です。
デニ・アブディア (PG)
been enjoying myself lately while watching the talented Israeli prospect, Deni Avdija. here's my scouting report @TheStepien: https://t.co/bGewNIZ3CM
and just for fun, a compilation of some passes i came across (do feel free to kiss the monitor): pic.twitter.com/NhQC3Ahuvk
— Cameron Purn (@howsitgoink) November 16, 2019
イスラエル出身のアブディアはイスラエルリーグのマッカビ・テルアビブというチームでプレーする19歳で、205㎝、100㎏の大型ポイントガードです。チームを3年連続で優勝に導いたり、MVPを獲得したりと実績は申し分ないです。キャリアがドンチッチと似ているため、「次のドンチッチ」とも噂されています。
まとめ
ブルズはポテンシャルの高い若手を多数抱えながらも思ったような成績を収めることができませんでしたが、ヘッドコーチの解任によって新しいチームに生まれ変わろうとしています。
エースのラビーンに加えて、コビー・ホワイト、マルッカネン、ウェンデル・カーターJr、サトランスキー、クリス・ダンなどに実力あるルーキーを加えることができたらプレーオフも狙えるチームにステップアップできるかもしれません。
今後のブルズのチーム運営から目が離せません。
今回はこちらの記事を参考にブログを書きました。
https://clutchpoints.com/5-best-potential-nba-lottery-picks-for-the-bulls-ranked/
https://theadmiral50.net/nba/2020-5-21-bul%e2%85%bcs
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