キングスのマービン・バグリーのトレード情報が更新されたので確認してみます。
ニュースの出所はマーク・スタイン氏のもので、デトロイト・ピストンズがバグリー獲得に興味を指示しているようです。
For those of you who missed my report about Detroit’s interest in Marvin Bagley III … as Bagley gets minutes for the Kings tonight against the Pistons: https://t.co/rQt8V8SLPu
— Marc Stein (@TheSteinLine) November 16, 2021
- ピストンズは負傷したケリー・オリニクの代わりにバグリーの獲得を検討しており、トレードが解禁される12月15日に向けて獲得の準備を進めている。
- ピストンズはバグリーの1,130万ドルのサラリーに合わせるために、トレードにはローテーションから外れているハミドゥ・ディアロ(520万ドル)+複数名の選手が含まれるとみられている。引用:yardbarker.com
これは信憑性がありそうな記事ですね。バグリーは起用法を巡って、ウォルトンHCのベンチ入りの電話を拒否したと報道されていたので、トレードされる可能性は高いと思います。
この報道が本当ならあとはピストンズがキングスが納得するパッケージを提案できるかということになります。
以前にもバグリーのトレード案はブログにまとめたことがあったのですが、そのときはサンダーとセルティックが興味を示しているというないようでした。今回はまた違う情報を確認していみましょう。
https://theadmiral50.net/nba/2021-10-19-marvin-bagley-iii
ウルブズの場合
バグリーの来年のサラリーはまだ保証されていないので1年1,130万ドルとして考えた方が良いようです。
キングスにとって1巡目指名権の獲得は今後補強する上で価値が高いものです。常にトレードが噂されるハリソン・バーンズやバディ・ヒールドをもし放出するとしたら、この指名権で代わりになる選手を獲得する必要があるためです。
ですのでロールプレイヤーとして活躍が期待できるプリンスが獲得できたら御の字です。
ウルブズはカール・アンソニー・タウンズ、ディアンジェロ・ラッセル、アンソニー・エドワーズにバグリーを加えるとさらに飛躍が期待できます。今シーズン中か来シーズンにはプレーオフ進出まで漕ぎつけたいですね。
ピストンズの場合
ピストンズでトレードされそうな選手は、ジョッシュ・ジャクソン(SF)、ハミドゥ・ディアロ(SG)、アイザイア・スチュワート(PF/C)、トレイ・ライルズ(PF)など複数います。
注目したいのはサディック・ベイやジョシュ・ジャクソンです。
キングスのウイングの選手はハリソン・バーンズやモーリス・ハークレスなどがいますが、長期的にチームに残る選手かが分かりません。それならベイやジャクソンを獲得して若返りを図るというのも理にかなっています。
他のチームの噂
他にバグリー獲得の噂があるチームとして名前が挙がっているのはサンズとブレイザーズです。
- サンズのトレード要員はジェイレン・スミスと他数名。
- ブレイザーズはユスフ・ヌルキッチ。
サンズのトレード要員の名前にはジェイレン・スミスとダリオ・サリッチをよく見かけます。スミスは2020年にNBA入りした若手ビッグマンで、チーム内で出場機会をあまり得られていません。サリッチはケガで欠場中で復帰の時期は今シーズンの終わり頃になる見込みです。
キングスがスミスの将来性を買うならアリだと思いますし、プレーオフに出られるようならサリッチは使い勝手が良い選手なので悪くない話です。
キングスがヌルキッチを獲得するためにはサラリー調整が必要で、それこそデイミアン・ジョーンズだったり、チメジー・メトゥだったりをパッケージ化しなければならないでしょう。
またヌルキッチは今シーズンで契約が切れるため、獲得したとしても来シーズン前にはFAで無料で出て行かれる可能性があるのでリスキーなトレード案です。
まとめ
今回はピストンズがキングスのマービン・バグリー獲得に興味を示しているという記事から、他のチームのトレード案も確認してみました。
ピストンズは若手主体で再建中のチームなので、出場機会を得られずに腐っているバグリーは早く移籍したいはずです。
後はキングスがその中から一番良いトレードパッケージを選ぶということになるのでしょうが、ウルブズの1巡目指名権を含むパッケージが個人的には魅力を感じるのではないかと思っています。
ピストンズは今シーズン一番出場時間を得ているサディック・ベイよりはジョシュ・ジャクソンを出すと思うので、本気でバグリーを狙うにはそれなりに身を削る必要があると思います。
ピストンズにバグリーのアスレチックな要素が加われば最下位争いからは脱出できるのではないかと思っています。
今回はこの辺で終わりにします。最後まで読んでくださってありがとうございます。
https://theadmiral50.net/nba/2021-11-12-christian-wood
https://theadmiral50.net/nba/2021-11-04-jusuf-nurkic-trade
https://theadmiral50.net/nba/2021-10-16-kyrie-irving-dangelo-russell
https://theadmiral50.net/nba/2021-10-14-buddy-hield
https://theadmiral50.net/nba/2021-09-27-elton-brand
https://theadmiral50.net/nba/2021-09-19-kelly-olynyk
https://theadmiral50.net/nba/2021-09-06-pistons
https://theadmiral50.net/nba/2021-09-03-timberwolves
https://theadmiral50.net/nba/2021-22-suns
https://theadmiral50.net/nba/2021-08-30-kings