更新するのに時間が空いてしまいましたが、今回は2020年にFAになる「3PTシューター」のスタッツ比較とサラリー情報、さらには来シーズン以降にFAになるおすすめシューターを分かりやすくまとめてみました。
2020年オフは大物FA選手がいない」的なことを耳にしたことがありますが、スリーポイントシューターに関しては豊作だと思います。確かにヤニスもカワイもいませんが、チームにとって必要なシュータータイプは今後も需要があるはずです。
2020年FAになるスリーポイントシューター ※NBA.com調べ
このデータは『NBA.com』から引っ張ってきました。レギュラーシーズンまでのスタッツでプレーオフは含まれていません。
さすがにシューターたちなのでスリーポイント成功率が高いですね。ハリスとベルターンスはともに42.4%でこの中のスタッツリーダーです。
コーバーは出場時間こそ短いですが、まだまだ力は衰えていません。
続いてはシュートの種類の比較です。横軸がフィールドゴール、縦軸がシュートの種類になっています。こちらも『NBA.com』からで各選手のデータを表にしてみました。
スリーポイントシューターの比較なので、全員キャッチ&シュートからの3ポイントが多くなっています。気になる成功率はジョー・ハリスが44.6%でトップ。ただしベルターンスも1試合平均7.3本打って43.1%の高確率で決めています。
コーバーは2ポイントでもキャッチ&シュートの成功率が高く、フォーニエは近い距離の2ポイントシュートを多く決めています。これは他のシューター達よりもドライブからの得点が多いということがわかります。
続いては選手ごとのレーティング比較ですが、これは強いチームに所属している選手ほど有利になるのであまり参考になりません。それでもベルターンスのオフェンス力は際立っていることが分かります。
前のシーズンのサラリーと年齢比較
- J・ハリス 29歳 766万ドル
- B・フォーブス 27歳 287万ドル
- Ⅾ・ベルターンス 27歳 700万ドル
- K・コーバー 39歳 256万ドル
- E・フォーニエ 27歳 1715万ドル
シューターのサラリーは他のポジションと比較すると安い印象を受けます。この中でフォーニエは得点パターンが豊富で、それがサラリー面にも表れています。
また、コーバーには引退説もささやかれています。モチベーションの低下なら仕方ありませんが、まだまだ需要はあるはずですので、続けてほしいですね。
今後FAになるスリーポイントシューターのサラリー
あと1年で契約が切れる選手
- ダンカン・ロビンソン(ヒート) 26歳 166万ドル
- J・J・レディック(ペリカンズ) 36歳 1300万ドル
- フルカン・コルクマズ(シクサーズ) 23歳 170万ドル
- ロドニー・フッド(ブレイザーズ) 27歳 600万ドル
- ダグ・マグダーモット(ペイサーズ) 27歳 733万ドル
残り2年で契約が切れる注目の選手
- マット・トーマス(ラプターズ)26歳 151万ドル
残り3年残っているもののサラリーが安くお勧めなシューター
- セス・カリー(マーベリックス)30歳 784万ドル
- シェイク・ミルトン(シクサーズ)24歳 170万ドル
この中でそれなりにサラリーをもらっているのはレディックくらいで、あとは他のポジションと比べると比較的安いことが分かりました。
シェイク・ミルトンはポイントガードとしてのイメージが強いのですが、スタッツを見ると1試合当たり3.4本打って43%という高確率を放っておけなかったので比較対象に入れてみました。
この中で注目したいのはラプターズのマット・トーマスです。NBA入りが遅い苦労人ですが、とにかくシュートが上手く、今後ブレイクする可能性を秘めています。
まとめ
ここまで2020年オフにFAになるシューターと、これからFAになるシューターの比較をしてみましたがいかがだったでしょうか。
他にも見落としている選手がいるかもしれませんが、全体的にシューターはサラリーが休めで過小評価されているという印象を受けました。
それでも今シーズン大ブレイク中のダンカン・ロビンソンやダービス・ベルターンスなどが彼らシューターの価値を高めてくれそうな気がします。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
今回参考にしたサイトです。
https://nbakankei.blogspot.com/p/nba-fa-roster.html
https://theadmiral50.net/nba/joe-harris-bryn-forbes
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