というわけで、現在NBAでスパーズ出身のコーチが何人いるのか気になったのでまとめてみることにしました。最近でもスパーズ出身のマリーク・ローズ(昔はマリック・ローズって呼んでました。)がリーグの重要なポストに就任したことがニュースになりましたが、スパーズ出身の人が引退した後にコーチになるっていう話はよく聞きますよね。
今回はそんなスパーズ出身で今現在NBAのコーチ職に就いている人のまとめ記事を書きたいと思います。※2020年6月23日現在
- 1 1.マイク・ブーデンホルザー Mike Budenholzer 現ミルウォーキー・バックスヘッドコーチ
- 2 2.ブレット・ブラウン Brett Brown 現フィラデルフィア・76ersヘッドコーチ
- 3 3.アイミ・ウドカ Ime Udoka 現フィラデルフィア・76ersアシスタントコーチ
- 4 4.ジャック・ヴォーン Jacque Vaughn 現ブルックリン・ネッツヘッドコーチ代行
- 5 5.ジェームズ・ボレーゴ James Borrego 現シャーロット・ホーネッツヘッドコーチ
- 6 6.スティーブ・カー Steve Kerr 現ゴールデンステート・ウォーリアーズヘッドコーチ
- 7 7.マイク・ブラウン Mike Brown 現ゴールデンステート・ウォーリアーズアシスタントコーチ
- 8 8.ジョン・ルーカス John Harding Lucas II 現 ヒューストン・ロケッツアシスタントコーチ
- 9 9.ドック・リバース Doc Rivers 現フィラデルフィア76ersヘッドコーチ
- 10 10.モンティ・ウィリアムズ Monty Williams 現フェニックス・サンズヘッドコーチ
- 11 番外編.ロイド・ピアース Lloyd Pierce 現アトランタ・ホークスヘッドコーチ
- 12 まとめ
1.マイク・ブーデンホルザー Mike Budenholzer 現ミルウォーキー・バックスヘッドコーチ
1994年にスパーズのビデオコーディネーターとしてキャリアをスタートさせて、2007/08年シーズンからはアシスタントコーチとしてスパーズで4回の優勝に貢献しています。ヘッドコーチになってからはホークスで1回、バックスで1回の最優秀コーチ賞を受賞しています。
2.ブレット・ブラウン Brett Brown 現フィラデルフィア・76ersヘッドコーチ
2002年にスパーズのアシスタント育成コーチに就任し、2006/07シーズンからアシスタントコーチとして1回の優勝に貢献。2013/14シーズンからは76ersのヘッドコーチに就任し、現在に至る。
3.アイミ・ウドカ Ime Udoka 現フィラデルフィア・76ersアシスタントコーチ
2007年から2シーズン、2011年に1シーズンをスパーズで選手として過ごし、2012年~2019年までスパーズのアシスタントコーチを務めたあと、2019年からブレット・ブラウンと一緒に76ersに移り、アシスタントコーチを務めている。ブレイザーズでオルドリッジとプレーしたことが、後のオルドリッジのスパーズ入りに繋がった。
4.ジャック・ヴォーン Jacque Vaughn 現ブルックリン・ネッツヘッドコーチ代行
2006年から3シーズンをスパーズで選手としてプレーし、2007年に1回優勝している。2013年から3シーズンをオーランドマジックでヘッドコーチを務めた後、2016年からはブルックリンネッツのアシスタントコーチに就任。2019/20シーズン途中からはヘッドコーチ代行を務めている。
5.ジェームズ・ボレーゴ James Borrego 現シャーロット・ホーネッツヘッドコーチ
スパーズで2003年からビデオコーディネーターを務めたあと、アシスタントコーチに昇格。その後ペリカンズ→マジック→スパーズのアシスタントコーチを経て、2018/19シーズンからはシャーロットホーネッツのヘッドコーチを務めている。
6.スティーブ・カー Steve Kerr 現ゴールデンステート・ウォーリアーズヘッドコーチ
選手としてスパーズで2回優勝し、引退後は解説者、フェニックス・サンズの社長兼ゼネラルマネージャーを経て、2014年からはゴールデンステート・ウォーリアーズのヘッドコーチとして3回優勝。2016年には最優秀コーチ賞を獲得している。選手で5回、ヘwッドコーチで3回優勝を経験している。
7.マイク・ブラウン Mike Brown 現ゴールデンステート・ウォーリアーズアシスタントコーチ
2000年から3シーズンをスパーズのアシスタントコーチを経て、2003年にはインディアナ・ペイサーズのアシスタントコーチ、2005年からはクリーブランド・キャバリアーズ、2011年にはロサンゼルス・レイカーズ、2013年キャブズでヘッドコーチを務め、2016年からはウォーリアーズのアシスタントコーチに就任している。スパーズとウォーリアーズでそれぞれ優勝を1回、2009年のキャブズ時代に最優秀コーチ賞を受賞している。
8.ジョン・ルーカス John Harding Lucas II 現 ヒューストン・ロケッツアシスタントコーチ
1983/84シーズンに選手としてスパーズで1シーズン、1992年から94年までヘッドコーチとして2シーズン過ごしているが、ポポビッチとは奇跡的に一緒に仕事をしていない。
9.ドック・リバース Doc Rivers 現フィラデルフィア76ersヘッドコーチ
選手としてキャリア晩年の1994年から1996年までをスパーズで過ごし、ヘッドコーチとして2000年にオーランド・マジックで最優秀コーチ賞を1回、2008年にボストン・セルティックスで優勝1回。2013年からはクリッパーズを指揮している。
10.モンティ・ウィリアムズ Monty Williams 現フェニックス・サンズヘッドコーチ
1996年にスパーズで選手として3シーズンを過ごし、引退後の2016年にはスパーズの関連部門の副社長に就任。その後2019/20シーズンからはフェニックス・サンズのヘッドコーチを務めている。
番外編.ロイド・ピアース Lloyd Pierce 現アトランタ・ホークスヘッドコーチ
ピアースはスパーズ出身ではありませんが、アメリカ代表でポポビッチと一緒に仕事しているので今回リストに加えました。ホークスで若い選手達を指導するピアースはビンス・カーターと同い年の43歳です。彼のコーチとしてのキャリアに期待しています。
まとめ
NBA30チームに8人のヘッドコーチと3人のアシスタントコーチ、つまり11人もコーチがいるってすごくないですか。スパーズの現アシスタントコーチのベッキー・ハモン、ウィル・ハーディーも他のチームからコーチの誘いがあるという噂ですので、今後も増えていくことでしょう。
ポポビッチのヘッドコーチとしてのキャリアも残り少なくなってきましたが、ポポビッチから影響を受けた人や志を受け継ぐ人達がたくさんいます。残りのキャリアを見守っていきたいですね。