NBAはシーディングゲームズで活躍した選手たちを称えるNBAオールシーディングゲームズチームとNBAプレイヤー・オブ・ザ・シーディングゲームズを選出することを発表した。
選出方法は7月30日(同31日)から8月14日(同15日)の間に行なわれるシーディングゲームの中から、現地で取材をしている記者や放送関係者などのメディアによって決定される。
NBAは8月11日に(日本時間は8月12日)、シーディングゲームの中からMVPとベスト5を選出すると発表しました。
MVP、オール・シーディングゲーム1stチームに5人、同2ndチームに5人を選出する。
詳しくはこちらのリンクからどうぞ。
https://nba.rakuten.co.jp/news/4837
ほとんどの人がMVPはブレイザーズのリラードか、サンズのブッカーが受賞すると予想しています。自分もどちらかだと思っています。
個人的には試合を決めるショットやチームへの貢献度などの個人スタッツを加味してリーラードじゃないかなぁと思っています。
そこで今回はリラードとブッカーのシーディングゲームの活躍とスタッツを比べてみたいと思います。
リラードの活躍について
8月11日のマーベリックス戦でリラードは61得点、8アシストとチームをけん引し、勝利に導きました。
https://twitter.com/i/status/1293353353506938882
8月9日のフィラデルフィア・76ers戦の51得点の活躍。
Clutch time is Dame time pic.twitter.com/hzmimNTevi
— S P A C E D (@SPACEDtreats) August 10, 2020
ブッカーの活躍について
8月10日のサンダー戦で決めたロングスリー。
https://twitter.com/i/status/1292919395916881921
8月5日のクリッパーズ戦のクラッチショット。
https://twitter.com/i/status/1291035442108944384
どちらも甲乙つけがたいですね。続いてシーディングゲームを7試合終えた2人のスタッツです。
リラードとブッカーのシーディングゲームの個人スタッツ(7試合平均)
- リラード 37得点、4.4リバウンド、9.3アシスト、FG48.4%、3P41.3%、FT88.7%、FGA165本、FGM80本、3PA87本、3PM36、FTA71本、FTM63本
- ブッカー 31得点、4.5リバウンド、6.1アシスト、FG49.7%、3P34.8%、FT93.5%、FGA145本、FGM72本、3PA43本、3PM15、FTA62本、FTM58本
NBA.COMで2人のスタッツを調べました。
2人はポジションや得点パターンが違うことから比較しにくい部分もありますが、リラードの方がスリーポイントからの得点が多いため平均得点がブッカーよりも高くなっているようです。
ブッカーはリラードよりもスリーが少ないですが、FG%やFT%がより高確率です。
チームの勝敗とMVPの選考について
ブレイザーズ5勝2敗、サンズ7勝0敗と、チームを勝利に導いたことを重視すると、ブッカーがMVPに選出される可能性が高くなります。
気になる両チーム最終戦の相手は、
ブレイザーズはブルックリン・ネッツ。サンズはダラス・マーベリックス。
ネッツもマーベリックスも順位が決定しているため無理に勝ちにこだわらないと思います。
まとめ
プレイオフ進出やプレイイン・ゲーム進出に導いた方がMVP争いで優位に立つことが予想されます。
プレイイン・ゲームは8位が1勝、9位が2勝するとプレイオフに進めるという、今シーズンだけの特別なパッケージです。
ブレイザーズもサンズも、はたまたグリズリーズやスパーズにだってチャンスがあります。
ブレイザーズかサンズがプレーオフに進んだ場合、シーズン再開後に調子を落としているレイカーズは相当やりたくないと思っているはずです。
リラードかブッカーか?どちらがシーディングゲームのMVPでも異論はなさそうです。どうかケガだけはしないで全力のプレーを期待しています。