今回はThe Athleticがブルズがザック・ラビーンのトレードに応じる可能性があると報じた件について語っていこうと思います。
ブルズは11月15日現在、4勝7敗となかなか苦しい位置にいます。確かにそろそろ本気で再建に入るかもしれません。そのくらいチーム運営が上手くいっていない印象です。
ザック・ラビーンの契約状況について
現在28歳のラビーンはNBA10シーズン目。契約状況は5年2億1,500万ドルの契約の2シーズン目にあたるため、あと4年1億7,810万ドルの契約が残っています。
ブルズのBIGスリーのデローザン、ブーチェビッチが30代半ばであるため、この中で市場価値が一番高いのがラビーンということになります。
ラビーン獲得に興味を示していると噂のあるチーム
hoopshype.comやyardbarker.comの記事を見ると、噂段階ではありますが、レイカーズ、シクサーズ、ヒート、マジック、ピストンズ、ホーネッツ、マーベリックスなどの名前が挙がっています。
この中でチーム状況が良いシクサーズ、マーベリックス、最近連勝しているヒートなどは急いでラビーン獲得に乗り出さない可能性は高いです。ヒートはまだ可能性がありそうと個人的には思いますが・・。
そこで今回はレイカーズ、マジック、ピストンズ、ホーネッツのトレード資産にターゲットを絞って調べてみました。
レイカーズ、マジック、ピストンズ、ホーネッツのトレード資産について
レイカーズのトレード資産については、bleacherreport.comの記事を参考にしました。
記事によるとレイカーズは、ディアンジェロ・ラッセル、八村塁、ティショーン・プリンス、ジェイレン・フッド=シフィーノ、2029年の1巡目指名権がそれにあたるとのことです。この内、ラッセルとプリンスは12月15日まで、八村は1月15日まで契約上動かせないようです。
個人的にはラビーンよりも今シーズンで契約の切れるデローザンの獲得に動いた方がレイカーズには合っていると思います。
マジック、ピストンズ、ホーネッツについてはhoopshype.comの記事を参考にしました。
https://hoopshype.com/lists/zach-lavine-five-trade-destinations-that-make-sense/
マジックは、ジョナサン・アイザック、ゲイリー・ハリス、ジョー・イングルスと将来の1巡目指名権。1巡目指名権の保有数についてはレイカーズよりも豊富なため、同じカンファレンスということを抜きにして考えれば良いトレード先になりそうです。
ピストンズは、ジョー・ハリス、ジェームズ・ワイズマン、アレック・バークス、モンテ・モリスとやはり将来の1巡目指名権。ですが、マジックの方が自由に動かせる1巡目指名権の数が多いため、マジックの方が有利と見られています。
ホーネッツは、ゴードン・ヘイワード、マイルズ・ブリッジズ、テリー・ロジアー、PJ・ワシントン、ニック・スミスJrと1将来の1巡目指名権。動かせる1巡目で一番早いものが2027年ということなので、ブルズが早期の再建を目指す場合は適さないかもしれません。
まとめ
今回はブルズのザック・ラビーンのトレードの噂について調べてみました。ラビーンはレイカーズへの移籍を望んでいるとの報道を目にしましたが、現状ではレイカーズがブルズに対して魅力的なオファーを用意するのが難しい印象なので、複数のチームが絡むトレードならありかもしれません。
ブルズはロンゾ・ボールのケガが誤算でした。ケガがなければ面白いチームになりそうだったので本当に残念です。近い内にラビーンやデローザン、カルーソなどのトレードがあるかもしれません。