チームが負ければ負けるほど「ビクター・ウェンバンヤマ獲得に近づく」そんな声をたくさん聞きますが、ウェンバンヤマっていったいどんな選手?
ということで今回はビクター・ウェンバヤマについてまとめていきたいと思います。
まずはNBA好きならほとんどの人が見たことがあるはずのこの動画をもう一度確認しましょう。
https://twitter.com/NBA/status/1588642447126851584?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1588642447126851584%7Ctwgr%5Eab7381130fe9cc4bf12819af0e4ea5365cfb8a52%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fpistonpowered.com%2F2022%2F11%2F07%2Fdetroit-pistons-10-victor-wembanyama%2F
彼のことを知らない人でもこのハンドリングと片足でのスリーを軽々と決めているこの動画には驚かされるはずです。ですが、最も驚くべきなのは彼がまだ18歳で、しかも身長が221㎝もあるということです。
ビクター・ウェンバヤマのスペックについて
ウェンバンヤマはフランス出身で2004年1月4日生まれの18歳。身長221㎝(7-3 インチ)、ウィングスパン244㎝(8-0インチ)ということです。※Wikipedia調べ
身長の高さだけでも逸材なわけですが、高身長の選手でありながら、スモールフォワードやシューティングガードさながらのスピードとスキルを併せ持っているというのはこれまで見たことがありません。
彼は現在フランスリーグのメトロポリタン92というチームに所属しているわけですが、2022年10月4日に行われたNBAGリーグイグナイトとのエキシビジョンゲームで37得点、5ブロック、スリーポイントを7本決めています。(7/11本成功)
https://twitter.com/nbagleague/status/1577528252083703809?s=20&t=2U4zKY4xd9PqBSCA7iMD8A
エキシビジョンとはいえ、この試合でNBAのでの知名度が一気に上がりました。ついでにほかの動画も見つけたのでアップします。
Besides the incredible impact he makes defensively, Wembanyama's passing ability is what truly separates him, giving him a chance to develop into a player NBA teams can legitimately run offense through down the road. pic.twitter.com/BezcWwK1Ak
— Jonathan Givony (@DraftExpress) June 30, 2022
これはフランスリーグでのディフェンスとアシストをまとめた動画です。ディフェンスでは高さとウィングスパンを活かしてブロックを量産しています。抜かれても背後からブロックできてしまうのは驚異的ですね。
アシストの動画も視野の広さや非凡なパスセンスを感じることができますね。
2022年11月11日現在のウェンバンヤマ獲得レース
ちょっと見えにくかったらごめんなさい。タンカソンの2023年ドラフトロッタリーのシュミレーターから引用しました。
1位からロケッツ、ペリカンズ、ピストンズ、ホーネッツ、マジック、サンダー、ウォリアーズ、キングス、スパーズ、ジャズ・・・と続くわけですが、今シーズンの試合を見る限りでは本命はロケッツかピストンズでしょうか。
でもこのまま負け続けてモックドラフト内に入ったとしても、1位の指名権を獲得する確率が14%というのはなかなか厳しいと思います。
しかしそれでもこれだけの選手ならタンクする価値はありますし、チームが負け続けてもウェンバンヤマ獲得に近づくという、妙な盛り上がりは近年ではなかったように思います。
心配なのは、これだけ注目されるとメンタル面でプレッシャーを与えてしまうことと、体の線の細さからくるフィジカル面です。
才能のある選手でもメンタル面での不安からなのか、期待していたような活躍をできない選手もいますし、フィジカル面では今のウェンバンヤマの見た目だと軽すぎるように思います。公式の体重も95㎏ですし、あと1年でどれだけウェイトを増やせるか。そこにも注目していきたいですね。
というわけで今回はこの辺で終わりにします。また更新します。ありがとうございました。