今回はサンズのディアンドレ・エイトンにトレードの噂がいくつか出ているので、その情報を追ってみようと思います。
そもそもですが、エイトンがトレードに出される、という噂が今何故出ているのか?という理由について調べていきましょう。
エイトン放出の噂の根拠とは?
2021/22シーズンのディアンドレ・エイトンのレギュラーシーズンの成績は、1試合あたり平均17.2得点、10.2リバウンド、FG成功率63.4%という素晴らしいものでした。
チーム成績も64勝18敗でリーグ1位を記録しており、エイトンはその中でも主力として活躍し、充分に貢献しています。
そんなエイトンがトレードされるという噂が出ているのは、2つの理由からです。
1つめの理由は、シーズン前にサンズがマックス契約をエイトンに提示しなかったことです。マックスとなれば5年1憶7,000万ドル。この契約をすぐに提示しなかったことから、エイトン放出はあるかもしれない?という噂が立つことになりました。
2つ目の理由は、プレーオフのサンズ対マーベリックスの第7戦で、エイトンが17分しか起用されなかったことです。健康なのに17分の出場に留まったのは、チームの戦術によるところが大きな理由でしょう。
エイトン放出が実際に起こるのかは不明ですが、いくつかトレードの噂が出ているので、それを確認してみましょう。
エイトンのトレードの噂について
Bleacher Reportによると、エイトンに興味を示しているチームは、ホークス、ピストンズ、ブレイザーズ、ホーネッツ、スパーズ、サンダーなどの名前が挙がっています。
他にもplanetsport.では、マジック、ペリカンズ。nbaanalysis.netでは、ネッツ、ペイサーズ、ホーネッツなどの名前を挙げています。
具体的な例を確認していきましょう。
ベン・シモンズとのトレード
内容はシモンズとエイトンの1対1トレードというものです。
シモンズは1試合もネッツでプレーしないでトレードということになります。このトレードが成立すると、サンズはシモンズをクリス・ポールとどう共存させるのか?という懸念材料が出てきます。その辺はウィリアムズHCの腕の見せ所でしょう。
逆にネッツは、デュラント、アービング、エイトンのビッグスリー形成となって、これはバランスが良さそうです。まだアービングがチームに残ると決まったわけではないですが、この3人を核にしたチームなら優勝も狙えそうです。
ペイサーズとのトレード
- サンズ:マイルズ・ターナー、バディ・ヒールド
- ペイサーズ:ディアンドレ・エイトン
サンズがエイトンの代わりにターナーとヒールドを獲得した場合、オフェンス面においてフロアを広げることが期待できます。
一方、ペイサーズはハリバートンとエイトンのデュオ結成となって、リム周りのディフェンスの向上やハリバートンのピック&ロール回数が増える可能性を秘めています。また、ミッドレンジからの得点が増えることが期待できます。
ペリカンズとのトレード
- サンズ:ヨナス・バランチュナス、ラリー・ナンスJr、ギャレット・テンプル、2022年1巡目8位指名権(レイカーズ経由)
- ペリカンズ:ディアンドレ・エイトン
サンズはエイトンの代わりにバランチュナスを獲得できれば、戦力ダウンにはならないでしょうし、さらにナンスやテンプル、1巡目指名権ということなら、このトレードに飛びつくかもしれません。
しかもサンズは2022年の指名権を持っていないため、8位指名権がもらえるなら悪くない話です。
まとめ
まだエイトンがトレードされると決まったわけではないですが、エイトン再契約のニュースが入ってこない限り、今後もトレードの噂が絶えないでしょう。
個人的に一番良いと思うのは、プレーオフでマブスに敗れてしまう前まではチームも好調でしたし、結局サンズとエイトンが契約を延長することだと思っています。
どのチームにも言えることですが、主力のケガや疲れが原因で高いパフォーマンスを維持できないことがよくあります。サンズの場合、昨シーズンもファイナルまで行った分、他のチームより多く試合を戦っているわけですし、レギュラーシーズンも最高勝率を残すなどの好成績だったので、その分の疲労も他のチームより蓄積していたことでしょう。
特にクリス・ポールは37歳になるベテランです。これまで以上にタイムマネージメントには充分に気を遣わなければいけないでしょう。それについては、サンズがオフシーズンでどのような補強をしていくのかを待つことにしたいと思います。
今回はこの辺で終わりにします。いつも最後まで読んでくださってありがとうございます。また参考にしたサイトと関連するブログのリンクを貼っておきますので興味のある方がご覧ください。