2021年1月16日現在、ロケッツのP・J・タッカーには複数のチームから獲得を熱望されているとの噂があり、タッカーもロケッツを出たがっているとの噂があります。今回はそんなタッカーを狙っているとみられるチームと、現在噂されるトレードパッケージを追ってみます。
ティンバーウルブズの場合
ウルブズはオフシーズンにエルナンゴメスとの契約延長や、ドラフト1巡目28位でパワーフォワードのジェイデン・マクダニエルを獲得するなど、フロントコートの補強を行なってきましたが、11試合を終えた時点でのディフェンシブレーティングがリーグ28位の115.0点。特に苦戦しているのがペイントエリアの失点で、こちらに至ってはリーグ最下位の54.7失点。これが影響してウェスタンカンファレンス最下位に沈んでいます。
https://www.nba.com/stats/teams/defense/?sort=OPP_PTS_PAINT&dir=-1
『TheAthletic』によれば、そんなウルブズが現在ターゲットにしている選手がタッカーというわけです。確かにタッカーならガードからセンターまで複数のポジションを守れることができる上に、サラリーも約800万ドルの1年契約でコスパも物凄くいいです。
現在、ウルブズの具体的なトレードパッケージは見つけられませんでしたが、タッカーをトレードで獲得する場合はロケッツに対して将来の指名権や若手選手を放出する必要があります。
クリッパーズの場合
『clipperholics.com』によれば、クリッパーズもタッカーをターゲットにしており、そのトレードパッケージの1つがルー・ウィリアムズだというから驚きです。
クリッパーズにはイバカやマーカス・モリスにズバッツもいるので、そこにルー・ウィリアムズと交換してまでタッカーを加える必要があるのかは正直疑問に思います。
しかし、ルーとタッカーではサラリーが釣り合わないので、ズバッツやレジー・ジャクソン、パトリック・パターソン、テレンス・マン、ダニエル・オトゥルのいずれかが含まれるとみられています。
https://clipperholics.com/2021/01/14/la-clippers-get-involved-pj-tucker-trade-talks/
セルティックスとヒートの場合
『TheRinger』のKevinO’Connor氏によれば、タッカーの潜在的な価値は2巡目指名権3本になるとのことで、そんなバーゲンセールのようなタッカーをセルティックスやヒートも狙っているようです。
Multiple executives believe the Rockets will eventually trade PJ Tucker by the trade deadline, per @MikeAScotto
"He will have value in the East, especially to combat Giannis and Durant. I can see Miami going after PJ and maybe even Boston." pic.twitter.com/sokheYljQp
— NBA Central (@TheNBACentral) January 14, 2021
確かにタッカーはヤニスやKD、エンビードなどのイーストで有力な選手を守ることができる貴重な選手です。さらにディフェンスだけでなくコーナースリーのスペシャリストとしての需要も非常に高いので、今後もタッカーを狙うチームが増えそうです。
https://heavy.com/sports/boston-celtics/pj-tucker-trade-rockets/
https://heavy.com/sports/miami-heat/pj-tucker-trade/
果たしてタッカーはロケッツからトレードされるのか?大好きな選手なので本人が望むチームにトレードされてほしいです。
今回も最後まで読んで頂いてありがとうございます。
https://theadmiral50.net/nba/2020-12-17-2020-21-timberwolves
ハーデントレード後のロケッツのチームサラリー表を更新しました。↓
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