こんな話あったけ?というようなタイトルですが、『Forbes』のEvan Dammarell氏の記事にこのトレード案が出ていて、読んでみたら「それほどあり得ない話でもないな」と思ったのでブログに書いてみることにしました。
まずジャズのルディ・ゴベアとキャブズのアンドレ・ドラモンドはどちらも2021年のオフに契約が切れる選手です。契約金は以下の通りです。
ルディ・ゴベア 1年 $25,775,281(2,575万ドル) 1992-06-26 6シーズン終了 最優秀守備選手賞2回、オールディフェンシブチーム1stチーム3回
アンドレ・ドラモンド 1年 $28,751,774 (2,875万ドル) 1993-08-10 7シーズン終了 リバウンド王3回
見比べてみるとNBAキャリアも年齢もプレースタイルも似ていることが分かります。個人タイトルの獲得数と内容を見るとゴベアがやや格上でしょうか。
しかし、そんな若くて才能のあるゴベアをジャズが手放すだろうか?と思いますが、ジャズがゴベアと別れなければならなくなる理由は3つあります。
ジャズがゴベアを放出することになるかもしれない3つの理由
1、ゴベアにはスーパーマックス契約での契約延長の資格があり、そのサラリーは最大で5年2億5,000万ドルになる。
2、さらに翌シーズンにはドノヴァン・ミッチェルの契約延長を控えている。
3、新型コロナウィルスのパンデミックによって、NBAのチームサラリーの上限が下方修正される可能性が高いという問題がある。
この3つの理由からジャズがゴベアをトレードすることを検討するのではないか?と思うようになりました。
ではそんなジャズのトレード先にキャバリアーズが魅力的なパッケージを示せるのか?となりますが、トレード案はこれです。
- ジャズ獲得: アンドレ・ドラモンド、2020年1巡目指名権 ※ドラフトロッタリー順位2位
- キャバリアーズ獲得: ルディ・ゴベア、2020年1巡目指名権 ※ドラフト順位予想24位
上の表を見るとキャブズの保有する1巡目指名権のロッタリー順位は2位の高順位で、1位~6位までに選手を指名することができます。
一方ジャズの保有する1巡目指名権の予想順位は24位です。
このトレードが成立した場合、ジャズはドノヴァン・ミッチェルとの契約延長に余裕を持つことができて、キャブズから獲得した1巡目指名権でこのオフに有望な選手を指名することができます。
キャブズはゴベアを獲得することで、まずはディフェンスのグレードアップが期待できます。続いてケビン・ラブとのバランスの良いフロントコートの形成と、セクストンやガーランドらとのピックアンドロールのパートナーとしてオフェンスでも相乗効果が期待できます。
このブログは以下の『Forbes』のEvan Dammarell氏の記事を参考にしました。↓