2023/24シーズン開幕前のFA、トレード、ドラフト、契約延長の情報をまとめます。また、新情報が入り次第更新していきます。
IN(FA&トレード・ドラフト・契約延長)
- ヤニス・アデトクンボ:3年1憶8,600万ドルで契約延長
- デイミアン・リラード(ブレイザーズ):ホリデー、G・アレン、2029年1巡目指名権、 2028年と2030年のドラフト指名交換権とのトレードで獲得
- キャメロン・ペイン(スパーズ):FAで1年契約
- クリス・ミドルトン:3年1憶200万ドルで契約延長
- ブルック・ロペス:2年4,800万ドルで契約延長
- AJ・グリーン:契約延長
- マリーク・ビーズリー(レイカーズ):FAで1年270万ドルで契約
- ロビン・ロペス(キャバリアーズ):FAで1年契約
- ジェイ・クラウダー:1年契約延長
- タナシス・アデトクンボ:1年契約延長
- アンドレ・ジャクソンJr:2巡目36位で指名
- クリス・リビングストン:2巡目60位で指名
主軸のミドルトン、ブルック・ロペスの契約を延長させて、FAでビーズリー、ロビン・ロペスを獲得するなど、まずまずの補強を行ないました。
このオフシーズンのバックスの補強は一見派手さはないものの、NBA.comではパワーランキング2位と高評価を点けています。理由はヤニス、ミドルトン、ホリデー、ブルック・ロペスを維持し続けていることが高評価に繋がっているようです。確かに彼らが健康なら優勝候補であり続けますから納得です。
OUT
- ドリュー・ホリデー:リラードとのトレードでブレイザーズに移籍
- グレイソン・アレン:リラードとのトレードでサンズに移籍
- ジェボン・カーター:FAでブルズと3年2,000万ドルで契約
- ジョー・イングルス:FAでマジックと2年2,200万ドルで契約
- ウェスリー・マシューズ:FAでホークスと1年契約
一方チームを去った面々を見てみると、バスケットボールIQの高いベテラン3人がいなくなったことは少なからず影響がありそうです。その分若手の出場時間が増えそうですが、今後の補強に注目していきたいですね。
開幕ロスター:スターター予想
- PG:デイミアン・リラード
- SG:クリス・ミドルトン
- SF:ヤニス・アデトクンボ
- PF:ボビー・ポーティス
- C:ブルック・ロペス
ベンチ予想
- PG:キャメロン・ペイン
- SG:マリーク・ビーズリー、AJ・グリーン、アンドレ・ジャクソンJr
- SF:パット・カナトン、マージョン・ボーチャンプ、クリス・リビングストン
- PF:ジェイ・クラウダー、タナシス・アデトクンボ
- C:ロビン・ロペス
開幕前の噂
バスケワールドカップにヤニスとタナシスが出場することが決まっていますが、ヤニスの膝のケガが万全ではないので出場しない可能性が高いです。またギリシャは予選をアメリカとニュージーランドと同じグループなので厳しい戦いになりそうです。
バックスのロスターを見ると、ポイントガードを補強していきたいといった印象で、いま獲得の噂があるのはペイサーズのマッコネルです。ホリデーのバックアップとして堅実な仕事をしてくれそうですし、サラリーも2023/24シーズンが870万ドル(翌年は930万ドル)とお手頃なのも好印象です。
その他にはジャズのセクストンをグレイソン・アレン+パット・カナトン+2029年1巡目指名権で獲れるという記事もありましたが、これはバックスにとってはあまり良いトレードに思えないので同意できません。
生涯バックス宣言をしていたホリデーですが、まさかのリラード獲得でブレイザーズに移籍することになりました。これでバックスは優勝以外は失敗という状況になります。
これからまだ動きがありそうなので決まり次第更新していきます。