今回はnbaanalysis.netで見つけたウォーリアーズがスパーズのセンター、ヤコブ・パートルをトレードで獲得するのではないか?という記事を深掘りしていこうと思います。
そのトレード内容というのがこれです。↓
- ウォーリアーズ:ヤコブ・パートル、2022年2巡目指名権(レイカーズ経由の38位)
- スパーズ:ジェームズ・ワイズマン
このトレードが実現するかどうかはわかりませんが、両チームにとってメリットがあるように思えます。
ヤコブ・パートルのスタッツと契約状況について
まずパートルはディフェンスの能力においてはリーグでもエリートセンターの1人です。
2021/22シーズンのパートルのスタッツは68試合の出場で平均13.5得点、9.3リバウンド(リーグ16位)、2.8アシスト、1.7ブロック(リーグ5位)、FG成功率61.8%を記録しています。
さらに細かいデータをNBA.comで調べてみたら、6ft以内(約1.8メートル以内)の相手のシュート成功率をリーグ1位、10ft以内(約3メートル以内)でもリーグ2位に抑えています。
これだけの活躍でありながら、現在26歳で残り1年939万ドルという契約は安すぎるくらいです。
スパーズとしては来シーズン中にパートルとの契約の延長を最優先に考えていることでしょうが、仮に良いオファーがあればトレードに応じるかもしれません。
そのひとつの選択肢がウォーリアーズのジェームズ・ワイズマンとのトレードになるのではないか?ということです。
ジェームズ・ワイズマンのこれまでの状況について
ジェームズ・ワイズマンは2020年のドラフト1巡目2位で指名された、将来を有望視された21歳のセンターです。
ワイズマンはNBA入りしてから2シーズンでわずか39試合の出場に留まっており、1年目に平均11.5得点、5.8リバウンドという成績を残しています。2年目は右膝の半月板の故障によって全休中です。
とはいえ、まだ21歳のドラフト2位の未完の大器ですから、スパーズがワイズマンの将来性に賭けて、獲得に興味を示すということも充分に考えられます。
正確なことはわかりませんが、確かにスパーズとウォーリアーズには、ポポビッチとカーとの子弟関係があるため、他のチームよりはトレードが成立しそうな感じはします。
個人的にもこのトレードは面白いなと思っています。では他にパートルのトレードの噂がないか調べてみたら、結構出てきます。
最近話題になっていたのは、Bleacher Reportに出ていたブルズのブーチェビッチとのトレードです。↓
- ブルズ:ヤコブ・パートル、ジョシュ・リチャードソン、2022年2巡目指名権(レイカーズ経由)
- スパーズ:ニコラ・ブーチェビッチ
これも両チームにとって良さそうです。ただ、個人的にはスパーズ推しなので、パートルとリチャードソンには残って欲しいなという印象を持っています。
他にもパートルを狙っているという噂を追ってみると、古巣のラプターズが獲得に興味を示しているというもの(トレードアセットは不明)、サンズのエイトン絡みのトレード(エイトン+サリッチ↔パートル+リチャードソン+2022年1巡目25位(セルティックス経由)などがありました。
まとめ
パートルもまだ若いので、スパーズのコアメンバーとのキャリアを一緒に過ごしていくことは可能です。しかし、仮にウォーリアーズが獲得したいということであれば、スパーズよりも優勝争いができるチームに移籍できます。
スパーズとしてもワイズマンのような伸びしろのあるビッグマンを手に入れることができるので、両チームにとってWIN-WINなトレードのように感じます。
ウォーリアーズがこのプレーオフでペイント内のディフェンスを課題に感じたとしたら、パートル獲得に動くかもしれません。
実際に、ジャズのゴベアやペイサーズのターナーをトレードで獲りにいくよりも対価は低くなるはずなので、このトレード、起こってもおかしくはありません。
というわけで今回はこの辺で終わりにします。いつも最後まで読んでくださってありがとうございます。また更新します。
今回参考にしたサイトのリンクと関連するブログのリンクを貼っておきます。
https://www.tankathon.com/spurs