今回はペイサーズのマルコム・ブログドンのトレード情報を追ってみようと思います。
ブログドンの2021/22シーズンのスタッツについて
その前に2021/22シーズンのブログドンのスタッツをおさらいしましょう。
ブログドンは36試合の出場、平均19.1得点、5.9アシスト、5.1リバウンド、FG44.8%、3PT成功率31.2%でした。
昨シーズンが56試合の出場で平均21.2得点、5.2アシスト、5.9リバウンド、FG45.3%、3PT成功率38.8%だったことを考えると、今シーズンは出場試合数が減っていることやスリーの成功率が下がっていることが気になりますね。
しかし、今シーズンのブログドンはずっとアキレス腱痛に悩まされていたようなので、それがシュート成功率に影響したということなのでしょう。
ブログドンといえば、2018/19シーズンに50-40-90(FG成功率50%以上、3PT成功率40%以上、FT成功率90%以上)を達成しているシュートのエリートです。
健康ならまだまだ欲しいチームはたくさんあるはずです。
ブログドンの契約状況について
続いてブログドンの契約状況をおさらいしましょう。
ブログドンは2019年に4年8,500万ドルの契約を交わしています。
これは近年のNBA全体の契約状況を踏まえると、少々過小評価されている選手という印象を抱いていますが、若干ケガが多いことを考えると適正とも思えます。
しかしブログドンも2022/23シーズンには30歳になります。ペイサーズがハリバートンを軸にしたチーム編成を行なうことは明らかです。
つまり十中八九、ブログドンはトレードされると考えていいと思います。
ではどこのチームがトレード先として有力なのか?というのが今回の本題になるわけです。
ブログドンのトレード先候補
ブログドンのトレードの噂はnbaanalysis.netで見つけることができました。
候補1 ニューヨーク・ニックス
ニックスにはケンバ・ウォーカーやデリック・ローズなどのベテランポイントガードがいますが、不調だったりケガだったりが影響して、それはプレーオフを逃した原因と考えられています。
ニックスから誰がトレード候補になるのかは分かりませんが、確かにブログドンをターゲットにしていても不思議ではありません。
候補2 ユタ・ジャズ
2つ目のチームはジャズです。ジャズが噂に挙がっているのは、ボグダン・ボグダノビッチとマイク・コンリーの年齢が影響していることが考えられます。
またジャズがトレードに動くとしたら、2021/22シーズンのプレーオフの結果次第でしょう。
もしチームが早々にプレーオフ敗退となれば、オフにブログドンを獲得に動く可能性は充分にあり得ます。
そうなった場合のジャズのトレード候補は、ボグダノビッチやコンリー、ジョーダン・クラークソン、あるいは指名権になるでしょう。
候補3 ロサンゼルス・クリッパーズ
3つ目のチームはクリッパーズです。クリッパーズのポイントガードには現在レジー・ジャクソンがいるのでそこにブログドンが必要か?とは思います。
それでもトレード候補はというと、それはマーカス・モリスを中心としたものになるようです。
確かにモリスを動かすことができれば、クリッパーズはキャップスペースを空けることができるので、今後の補強において柔軟に対応することができるようになります。
候補4 ワシントン・ウィザーズ
最後はウィザーズです。
ウィザーズは具体的なトレードの噂を見つけることができました。
- ペイサーズ獲得:八村塁、ケンタビオス・コールドウェル・ポープ、2022年1巡目指名権
- ウィザーズ獲得:マルコム・ブログドン、サンズの2022年2巡目指名権
もしこのトレードが成立したら、クーズマやアブディアとのポジション争いが激しいウィザーズよりは八村選手の出場機会が増えるかもしれません。
ウィザーズ視点で見ても、ブログドンの方がディンウィディーよりもブラッドリー・ビールとの相性が良さそうです。
まとめ
というわけで今回はマルコム・ブログドンのトレード先候補について調べてみました。
確かにどのチームもブログドンを必要としている感じがしますね。
個人的には最後のウィザーズとのトレードが一番気になります。
理由はペイサーズのロスターのバランスを考えると、八村選手なら出場機会が増えそうだからです。
あとは単純にハリバートンからアシストされる八村選手を観たいからでもあります。
というわけで今回はこの辺で終わりにします。いつも最後まで読んでくださってありがとうございます。プレーオフ楽しみましょう!
また今回参考にしたサイトのリンクを貼っておきます。