今回はマーベリックスがオフにニックスのミッチェル・ロビンソンを狙っているのでは?という記事を掘り下げていきます。
今シーズンのマーベリックスはセンターにドワイト・パウエルやボバン・マリヤノビッチ、ときにはマキシ・クリバーやマーキーズ・クリスなどが務めていますが、オフシーズンにはニックスのミッチェル・ロビンソンを狙っているという噂があります。
ミッチェル・ロビンソンについて
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— NEW YORK KNICKS (@nyknicks) February 6, 2022
今シーズンのミッチェル・ロビンソンは2022年3月24日時点で平均8.4得点、8.6リバウンド、1.8ブロックの成績を残しています。尚、オフェンスリバウンドに至っては1試合平均4.0本という驚異的なものです。
4月に24歳になるロビンソンですが、2018年にニックスと3年470万ドル相当の契約を結び、今シーズンがその最終年です。このオフで交わされるニックスとの延長交渉でどのくらいの金額に落ち着くのか注目が集まっています。
HoopsHypeによると、1年あたり1,200万ドル~1,300万ドルの複数年契約になるだろうと言われています。
ちなみにナーレンズ・ノエルが3年3,200万ドルだったので、年間1,200~1,300万ドルということになればロビンソンの評価はノエル以上ということになります。
つまり4年契約なら4,800万ドルくらいでしょうか。24歳という年齢のことを考えると適正価格な気がします。
他のチームのセンターの契約状況について
- マイルズ・ターナー(ペイサーズ):26歳 4年7,200万ドル
- クリスチャン・ウッド(ロケッツ):26歳 3年4,100万ドル
- ヨナス・バランチュナス(ペリカンズ):29歳 2年1,500万ドル
- スティーブン・アダムス(グリズリーズ):28歳 2年3,500万ドル
- ホークスのクリント・カペラ(ホークス):31歳 2年4,600万ドル
- ロバート・ウィリアムズⅢ世(セルティックス):24歳 4年5,400万ドル
- ジャレット・アレン(キャブス):23歳 5年1憶ドル
こんな感じでしょうか。同じ世代のロバート・ウィリアムズⅢ世は高く評価されていますね。
逆にクリスチャン・ウッドは安い感じがします。
バランチュナスはもっと高くても良さそうですが、恐らくケガが原因で安くなったのでしょう。
というように、年齢が若いことと、ケガをしているかどうかで評価が変わります。
つまりミッチェル・ロビンソンはケガが多いことからチームの評価が下がる可能性があります。
マーベリックスのチームサラリーと契約状況について
マブスの2022/23シーズンのチームサラリーは1憶5,000万ドルです。
センターにはドワイト・パウエル(31歳)約1,100万ドル、ボバン・マリヤノビッチ(31歳)350万ドルがいます。
しかし、一番気にしなければならないのはトレードで加入したベルターンス(1年平均1,600万ドルの残り4年4,900万ドル)と、今シーズンケガでほとんどプレーしていないティム・ハーダウェイJr(1年平均1,800万ドルの残り3年約5,400万ドル)のサラリーです。
新しく加入したディンウィディーが活躍しているのでティム・ハーダウェイJrへの期待値がやや下がっていますし、ベルターンスがウィザーズ1年目くらいの調子に復調すれば問題はないのですが・・。
いずれにせよマブスがセンターの若返りとロスターの整理のために、ミッチェル・ロビンソンの獲得を目指す可能性は充分にありそうです。
まだシーズン中ですがオフシーズンのこういった移籍話もNBAのおもしろいところだと思っています。
というわけで今回はこの辺で終わりにします。最後まで読んでくださってありがとうございます。また更新します。