というわけで今回はダラス・マーベリックスのドリアン・フィニー・スミスについて書いていこうと思います。
マブスといえばドンチッチやポルジンギス、ティム・ハーダウェイJrを思い浮かべる人がほとんどだと思いますが、ドリアン・フィニー・スミスの存在も忘れてはいけません。
ドリアン・フィニー・スミスは2022年1月22日付で45試合全てにスターターとして出場し、平均10.3得点、4.8リバウンド、1.9アシスト、3P成功率36.8%のスタッツを残しています。
実際に試合を観ていると、あまり目立つタイプの選手ではないものの、良いところでスリーを決めたり、ディフェンスで貢献している様子をよく目にします。
しかしそんなドリアン・フィニー・スミスをマブスはトレードするのではないか?とみられています。
ドリアン・フィニー・スミスとの契約を見送ると思われる理由
今シーズンのドリアン・フィニー・スミスのサラリーは400万ドル。今シーズンの活躍を考えると安すぎる契約です。そうなるとキャリア6年目で28歳の彼の次の契約が今のような安価なものになるわけがありません。
マブスがドンチッチ、ポルジンギス、ティム・ハーダウェイJr体制を維持し続けると、フィニー・スミスに払うお金が足りなくなってしまいます。しかもジャレン・ブランソンとの契約も控えているので、フィニー・スミスのトレードは既定路線との見方が濃厚です。
ではそんなドリアン・フィニー・スミスを狙っているとされるチームはいくつあるのでしょうか?
トレード先候補になるチームとは?
ナゲッツ、レイカーズ、ホーネッツ、ヒート、ブルズが狙うのでは?という記事を見つけました。↓
https://clutchpoints.com/3-best-trade-destinations-for-mavs-dorian-finney-smith/
https://www.mavsmoneyball.com/2022/1/21/22884752/why-trading-dorian-finney-smith-makes-sense
ナゲッツはマイケル・ポーターJrをケガで欠いているため、ウィングの選手を補強したいはずです。先日もシューターのブリン・フォーブスをトレードで獲得するなど、今後も積極的な補強に動くと見られます。
レイカーズも現状を打破すべく、テイレン・ホートン・タッカーやケンドリック・ナンをパッケージ化してトレードに動くというのがもっぱらの噂です。またトレード先は限られるでしょうが、ウェストブルックを動かすという話も出ています。
ホーネッツはイースト7位でプレーオフ圏内にいるものの、ディフェンシブレーティングが112.0でリーグ25位。そのためフィニー・スミスのようなディフェンダーを追加したいという見立てのようです。
ヒートはチームが好調を維持しているため、フィニー・スミスを獲得する必要があるのか疑問ではありますが、プレーオフで戦うために経験値のあるウィングを追加したいと考えると可能性はありそうです。マックス・ストゥルースとドウェイン・デッドモンがトレードアセットになるとみられています。
ブルズも今シーズン好調なので、プレーオフを戦うために積極的な補強に動くかもしれません。噂ではトロイ・ブラウンJrと将来の2巡目指名権あたりがトレードアセットになるようです。
ここまでドリアン・フィニー・スミスのトレードの噂の記事を追ってきましたが、プレーオフでライバルになるとみられるウェストのナゲッツとレイカーズとのトレードは可能性としては低そうで、逆にイーストのホーネッツ、ヒート、ブルズの方が可能性は高そうです。
マブス目線で見るとヒートのマックス・ストゥルースとトレードできたら良いでしょうが、今後の成長が期待できる若手ウィングをヒートが出すことはちょっと考えにくいです。
というわけで今回はドリアン・フィニー・スミスのトレード先候補について書いてみました。良い選手なので可能であればマブスは残した方が良いと思っています。ただしこのタイプの選手は評価が難しく、良い見返りが期待できるならできるだけ高く売ってしまいたいというのも理解できます。
今後どうなるか分かりませんが、選手本人が納得できる結果になることを期待したいです。最後まで読んでくださってありがとうございます。また更新します。