一般的に2020年にFAになる選手は大物不在と言われていて、アンソニー・デービス以外の選手はいまいち地味な印象があります。今回はそんなFAで過小評価されている選手を5人紹介していきたいと思います。
1.ジョー・ハリス (SG) ブルックリン・ネッツ
今シーズンのハリスは63試合30.9分の出場で平均13.9得点、スリーポイント成功率41.2%の成績を残しています。1試合平均での3PTAが5.9本なので素晴らしい成績です。さらに昨シーズンは47.4%のとんでもない確率で決めています。年齢も28歳なのでまだまだ活躍が期待できる選手です。このオフシーズンの一番人気かもしれません。
2.アレックス・レン(C) サクラメント・キングス
今シーズン、ホークスに所属していたレンはトレードでキングスに移籍しました。キングスに移ってからはフィールドゴール成功率61.9%、リバウンド7.1の好成績を残しています。2013年5位指名のレンは現在27歳。リバウンドやブロックなどは36分換算であれば11.8本、2.0本のスタッツを残せます。高いFG成功率と献身的なプレーでチームを助ける隠れた名センターです。
3.イートワン・ムーア (SG) ニューオリンズ・ペリカンズ
ムーアはスタッツこそ平凡に見えますが、リーグでも有数の3&Ⅾタイプの選手です。過去5シーズンのスリーポイント成功率は41%を超えています。ディフェンスではガードからフォワードの選手を守ることができるユーティリーティー性があるため、今シーズンの年俸$8.6M(860万ドル)で31歳という年齢を考えるとかなりお買い得な選手になるはずです。
4.アレック・バークス (SG) フィラデルフィア・76ers
バークスは今シーズン、ウォーリアーズでは48試合、29分の出場で平均16.1得点、スリーポイント成功率37.5%の確率で決めていました。トレードで76ersに移ってからはまだフィットしているとは言えずに苦労していますが、スリーポイント成功率が過去3シーズンで36%を超える選手が人気がないわけありません。しかも今季の年俸が$2.3Mほどなので、多少は値が上がるはずですが、それでも安価で手に入れられるはずなので人気が出そうです。
5.ドワイト・ハワード (C) ロサンゼルス・レイカーズ
かつての名センターも一時期はジャーニーマンのような存在になって、このまま引退かと思われましたが、今シーズンはレイカーズでベテラン最低保証の契約でプレーして、まだまだ活躍できることを証明しました。今シーズンのハワードの年俸は$2.5Mほど。平均出場時間が20分未満で平均7.5得点、7.4リバウンド、フィールドゴール成功率に至っては73.2%というスタッツを残しています。おそらくレイカーズと契約を延長すると思われていますが、もっと好待遇を提示するチームが現れれば、来シーズンは他のチームでプレーする姿が見られるかもしれません。
まとめ
今回はVincent Frank氏が6月25日に Sportsnaut に投稿した記事を参考にしました。リンク先はこちらです。↓
https://www.yardbarker.com/nba/articles/five_most_underrated_nba_free_agents_this_fall/s1_12680_32259341