まず今回のタイトルについてですが、キャブスファンの方、ごめんなさい。
今回は『HOOPSHYPE』の8月19日の記事に面白いものを見つけたので取り上げてみることにしました。
記事の内容は、今シーズンプレーオフを逃した14チームの内、「このチームの未来は明るいか、そうでないか」という視点で紹介したものです。
未来が明るいか、そうでないかの基準は、現在のロスターの状況やチームのサラリーキャップが数年先まで圧迫していないか、過去のドラフトやトレードが成功しているかで判断しています。
それでは早速、サンズの先行きが明るい理由について。
サンズの未来が明るい理由
- 真剣勝負のシーディングゲームを8勝0敗の成績で終えた。経験値が上がった。
- ブッカーを中心にエイトン、ウーブレイJrなどの有望な若手選手がたくさんいる。
- トレードで獲得したリッキー・ルビオがチームにフィットした。
- 2020/21シーズンとそれ以降もチームサラリーに余裕がある。
ほとんどの人がサンズのあれほどの快進撃を予想していなかったと思います。
ブッカーを中心とした若い選手達が躍動する様子は、来シーズン以降のサンズへの期待が高まりました。
ケリー・ウーブレイJrの半月板断裂というショッキングなニュースもありますが、来シーズンの開幕が1月以降になるという噂もあるので、気長にゆっくり治療に充てても問題なさそうと思えてきます。
ただひとつ懸念材料があるとすれば、サンズは過去にTJ・ウォーレンをタダ同然でトレードしたり、2019年のドラフトで指名した選手が今のところ期待したような働きを見せていなかったりと、チーム編成を含むGMの仕事に疑問が残ります。
2020年のドラフト指名権は10位でしたので、この指名権を有効に使ってほしいです。
キャブスの将来が心配な理由
- ベイレンHC体制の失敗。シーズン途中で交代するほど上手くいかなかった。
- ケビン・ラブとチームが上手くいっていない。
- ラブのサラリーが高く、トレード先を見つけるのが難しい。
- ラブ、ドラモンド、トンプソン、ラリー・ナンスJrなど、ビッグマンのポジションが過多。
- 2011年のアービング以降のドラフトでは上手くいっていない。
- チームサラリーが高く、補強を難しくしている。
2019/20シーズンはヘッドコーチの選出からつまづいてしまいました。大学バスケで実績を残した人でもNBAでは上手くいかないという話はよくあります。ラブが試合中に怒り出すシーンを思い出す人も多いと思います。
そのラブの契約が3年9,000万ドルという高額のため、トレードしたくてもできない状況になっていること。
シーズン途中にトレードで獲得したドラモンドも素晴らしい選手ですが、守備型センターでスリーポイントがないため、現代バスケにフィットしづらい存在です。
トリスタン・トンプソンとの再契約も控えています。
2011年のアービング以降のドラフトでは
2012年4位 ディオン・ウェイターズ
2013年1位 アンソニー・ベネット
2014年は1位 アンドリュー・ウィギンス(レブロン絡みで放出)
2015年24位 タイアス・ジョーンズ(ウルブスにトレード)
2016年、2017年は指名権なし
2018年8位 コリン・セクストン
2019年5位 ダリアス・ガーランド
たらればの話ですが、2012年はリラードを指名できましたし、2013年はオラディポやC・J・マッカラムを指名できました。
レブロンが2014年に加わったことで念願の優勝を果たしていますので、贅沢なことは言えません。ただ、2013年のベネットはもったいなかったです。
2020年のドラフトは5位の指名順位になりましたので、良い選手を引き当ててほしいものです。
最後にラリー・ナンスJrについて。このブログの元ネタである『HOOPSHYPE』では、コストパフォーマンスが良くて才能ある若手ビッグマンという評価になるようで、今後チームの核として育てるか、トレード要員としても活かすことができる好材料とのことでした。
今回はこちらのサイトを参考にしましたので興味のある方はどうぞ。
https://hoopshype.com/lists/non-playoff-nba-teams-brightest-future/
それと最近買ってみたバスケの用語辞典です。分かりやすくてお勧めです。