カイル・クーズマとジェラミ・グラントのトレードの噂を検証してみた

レイカーズがファーストラウンドで敗退した場合、カイル・クーズマはトレードされるだろうとの噂があります。

Bleacher Reportによれば、クーズマは以前にもトレードデッドラインの時にはラプターズのカイル・ラウリー、昨年末にはネッツのディンウィディーとのトレード要員として放出候補になっていたといいます。

現在25歳で3年3,900万ドルの契約のクーズマは、レイカーズや他のチームからしても動かしやすく、獲得しやすい選手です。

今回はそんなクーズマの成績を振り返るとともに、いま確認できるピストンズのジェラミ・グラントとのトレードの噂を深掘りしてみようと思います。

レイカーズとピストンズのトレードの噂

出典:USA-TODAY
  • レイカーズ獲得:ジェラミ・グラント
  • ピストンズ獲得:カイル・クーズマ、2021年1巡目指名権(21位)、2023年2巡目指名権、2024年2巡目指名権

これはnbaanalysis.netで紹介されているトレード案です。グラントを獲得するためにクーズマと1巡目1本、2巡目2本という内容。

このトレード、レイカーズにとっては良い話ですが、ピストンズにとってはあまり良い話ではありません。モントレズ・ハレルやコールドウェル・ポープをつけるというのなら成立するかもしれませんが、ピストンズがエースのグラントを簡単に手放すとは思えないからです。

カイル・クーズマの成績と契約内容

出典:NBA.com

続いてクーズマのレギュラーシーズンのスタッツを確認してみます。今シーズンはアンソニー・デイビスがケガをしていたこともあって、約半分の32試合でスターターを務めています。

正直なところ、レイカーズの将来を任せるには若干心許ない印象を受けます。

出典:HOOPSHYPE

続いてクーズマの契約です。2023/24シーズンはプレイヤーオプションの権利を有していますが、やはり3年3,900万ドルが保証されているということです。

次にレイカーズの今後のチームサラリーも確認しておきましょう。

出典:HOOPSHYPE

レイカーズはこのオフシーズンにデニス・シュルーダーアンドレ・ドラモンドウェズリー・マシューズアレックス・カルーソテイレン・ホートン・タッカーマーキーフ・モリスなどの契約更新が控えていますが、もしチームがプレーオフの早い段階で敗れるようなことがあれば、このロスターの刷新はもちろんのこと、クーズマがチームに残るという保証もありません。むしろトレードされる可能性は高まります。

さらに噂の通り、ピストンズからジェラミ・グラントを獲得できれば、レイカーズの戦力は盤石になります。

それではジェラミ・グラントの成績と契約内容を確認してみましょう。

ジェラミ・グラントの成績と契約内容

出典:NBA.com

グラントのレギュラーシーズンのスタッツです。グラントで印象に残っているのは昨シーズンのナゲッツに所属しているときの活躍です。あの活躍でレブロンからも対戦相手として賞賛されていましたし、ピストンズへの移籍も決まりました。

続いてグラントのサラリーを確認してみましょう。

出典:HOOPSHYPE

残り2年で4,000万ドル程度ですので、今シーズンの活躍を考えるともっと貰ってもいいくらいです。

レイカーズがグラントを獲得すると、レブロン、AD、ドラモンド、グラント、シュルーダー・・・という名前を読んだだけでも強力なラインナップが完成します。とりわけディフェンス面では大幅な改善が期待できますし、他のチームからすればやめてもらいたいところです。

今回はこの辺で終わりにします。いつも最後まで読んでくださってありがとうございます。また更新します。

https://theadmiral50.net/nba/2020-21-nba-trade

ブログを書くときに参考にしている本や単純に好きなもののリストです。興味がある方は覗いてみてください。↓

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