ブリーチャーリポート記者のオフシーズンのトレード案その2

今回も6月23日付けのブリーチャーリポートのグレッグ・スワーツ氏が配信したオフシーズンのトレード案の記事その2を紹介します。

1・セルティックスとジャズのトレード案

セルティックス獲得: マーカス・スマート2年$26.77M(2,677万ドル)、ロバート・・ウィリアムズIII3年$11M、ダニエル・テイス1年5M、ロメオ・ラングフォード4年20.8M、2020年ドラフト1巡目指名権

ジャズ獲得: ルディ・ゴベア 1年$25.7M(約2,577万ドル)

実質5対1のトレードです。セルティックスは2019/20シーズンにスモールラインナップでありながら、ディフェンシブレーティング4位のスタッツを残しています。ですが対ヤニス、対エンビードなどを守るにはインサイドのディフェンスに不安がありました。そこをゴベアを獲得することで解消できます。スマート、タイスに加え、ウィリアムズ、ラングフォードなどの若手で有望な選手に1巡目指名権まで放出するのでだいぶ選手層が薄くなりますが、ゴベアを獲得するためにはやむを得ないでしょう。

ジャズとしては本当にゴベアとミッチェルの関係が修復できないほどだったら、ゴベアに無償で出て行かれるくらいなら、できる限り見返りのあるトレードを検討するのも悪くありません。スマートは複数のポジションを守れますし、少しケガは多いですが常にエネルギッシュでチームに好影響をもたらしてくれるはずです。タイスもあまり個人スタッツでは目立ちませんが、広範囲で守れたり、スクリーナーとしてやリバウンダーとしても優秀な選手です。ウィリアムズはブロッカーとして優秀で、ラングフォードも2019年14位指名のガードで成長が期待できます。また2020年1巡目指名権の内容次第では他のトレードにも活かせます。

2.ニックスとブルズのトレード案

ニックス獲得: ザック・ラビーン2年$39M(3,900万ドル)

ブルズ獲得: フランク・ニリキナ2年$14.4M、ケビン・ノックス3年$18.3M、タージ・ギブソン1年$9.45M、2020年1巡目指名権(クリッパーズ経由)、2023年1巡目指名権(マーベリックス経由)

このトレードも興味深いです。成立した場合は実質5対1。それぞれのチームの視点で検証していきます。

ニックスはラビーン獲得でファン待望のスターがやってきて人気が高まりそうです。パワーフォワードのポジションの選手が多かったのでノックスとギブソンを出すことでロスターのバランスが良くなります。ニリキナもノックスも期待したような成長を見せていないので放出されても仕方ありません。ただ、ニックスはそろそろ地道にフランチャイズプレイヤーを育てていってほしい気持ちもあります。せっかくの1巡目指名権を2本出すのでラビーンの活躍でプレーオフに行けないとファンも不満が募ります。

ブルズは早くヘッドコーチを変えることをおすすめしますが、ラビーンがいなくなった場合のエースはマルッカネンになるはずです。ただし、今のブルズのスタイルはマルッカネンにフィットしていないのでまずはヘッドコーチの交代が最重要事項です。ディフェンシブなニリキナはブルズにフィットしそうですし、ノックスも出場時間を増えれば成長できるポテンシャルがあります。1巡目指名権2本獲得は再建中のチームとしては好条件ではないでしょうか。

3.サンダーとブルズのトレード案

サンダー獲得:ラウリ・マルッカネン2年$16M(1,600万ドル)

ブルズ獲得:ダリアス・ベイズリー4年$15.7M、テレンス・ファーガソン2年$9.65M、2020年1巡目指名権(ナゲッツ経由)、2021年2巡目指名権、2021年2巡目指名権

サンダーとしてはマルッカネンが入ることで大幅なレベルアップになります。マルッカネンは今シーズンこそスタッツを落としていますが、起用法の問題なのでパスさえ供給されればもともとシュートも上手いので問題ないと思います。ファーガソン放出でディフェンス面に不安が残りますが、マルッカネン獲得のインパクトの方が大きいです。また1巡目指名権1本と2巡目指名権2本に関しても、クリス・ポールとポール・ジョージ関連のトレードで合計7本の1巡目指名権を獲得しているのであまり問題になりません。

逆にこのトレードはブルズにとってあまり旨味のないトレードのように思います。獲得する1巡目指名権もナゲッツ経由のものなのであまり高順位は期待できません。1巡目指名権をさらにもう1本獲得出来たとしたら悪くない気もします。

まとめ

オフシーズン話題の選手としてゴベアに注目が集まります。ジャズとしてはゴベアをキープしたいところですが、ゴベアがチームとスーパーマックス契約を結んだ場合、ミッチェルのルーキー契約が終了する2021/22シーズン以降のチームサラリーに大きな影響が出ます。それ次第ではミッチェルと契約できなくなる可能性が出てきます。

ニックス、ブルズ、サンダーはすぐに優勝を狙えるチームではないので、中長期的に上手く補強できればいいと思います。そうなると気になってくるのがクリス・ポールです。マルッカネンを獲得したとしてもまだ優勝できるイメージは沸きません。ポールのいる内に優勝するためには、ガリナリやアダムス、あるいは豊富なドラフト指名権を使って勝負に出るのもいいかもしれません。

 

コメント

Translate »
タイトルとURLをコピーしました